看護師を辞めたい

月に10回の夜勤!重労働で看護師を辞めたい!

 

現在は訪問看護ステーションで勤務している、看護師歴10年目のものです。わたしが看護師を辞めたいと感じたときは、以前病院で勤務をしているときに、夜勤を月に10回していた時です。

 

しかも夜勤といっても重労働で、救急搬送されてきた患者を緊急入院させつつ、一般病棟で呼吸器や透析を回しつつ全身管理を行い、認知症の方の離床センサーがなり続け、PHSもなり続けており車いすに患者さんに座ってもらい一緒に移動して対応するというような日々でした。

 

休憩もほとんどとれず走り回っている間に朝を迎え、患者さんの採血をしながら倒れてしまうのではないかと感じました。今から思うとよくやっていたなと思います。

 

 

なおかつ少ない日勤のときは、日勤リーダーをすることになり、さらには日勤後に委員会をしつつ、休日と夜勤明けでは看護研究をするという生活を一年間続けました。勤務簿を見て、月に休んでいる日が一日であったことに気づき驚きました。

 

年数を追えば追うほど、責任は重くなり残業時間も気づけば削られており残業代も満額は出ないという状態でした。残業代が満額出る病院はさすがに無いとは思いますが、今から考えるとさすがに過酷な状態でしたし、当時は心の底から「もうだめだ」と思ったことを鮮明に覚えています。

 

 

これで人間関係が良ければ、みんなで頑張ろうと思えますが、そういった病棟では悪い意味での連帯感が生まれ、誰かが誰かの悪口を言って、陰で言い返す作業が行われ私は双方の聞き役になってしまうという状態。

 

その時にやめようと強く決心しました。

 

 

夜勤の平均回数って何回くらい?

 

今は多くの病院で2交代なら4回以内、3交代なら8〜9回以内に夜勤回数は抑えられていると思います。

 

 

「夜勤の72時間ルール」という言葉をご存知の方も多いでしょう。「一般病棟で7対1、10対1の入院基本料の届出をしている医療機関は看護師一人の夜勤の時間を72時間/月以内に3ヶ月連続で抑えられなかった場合、入院基本料が大幅に減額される」という制度のことです。

 

病院からすれば入院基本料を大幅に減額されれば、経営に大きな打撃です。なので、この基準をなんとか守ろうとします。(ちなみに、夜勤専従者はこの決まりに含まれません)

 

 

この制度が設けられたのが2006年ですが、病院側からの「これはあまりにも厳しすぎる!」という声に対して2014年に緩和措置がとられました。それが「月平均夜勤時間超過減算」という制度です。

 

簡単にいうと「減額幅をこれまでより小さくしますよ」ということです。ただ、中医協(中央社会保険医療協議会)の行った実態調査では月平均夜勤時間超過減算が行われた2014年度の4月からは、この月平均夜勤時間超過減算を算定された病院はゼロだったようです。

 

 

つまり、7対1、10対1病棟で働いている看護師の夜勤時間は基本的に2交代なら4回以内、3交代なら8〜9回以内に抑えられているはず(中医協の実態調査が正しいなら)…ということですね。

 

 

ただ、田舎のほうの病院はまた少し話が違うかもしれません。田舎ほど看護師の確保が大変で、7対1、10対1の看護体制ができるほど看護師を確保できていない病院もあると思いますので。

 

なんにせよ、今の時代に夜勤が10回とか11回とか行われているということは、あまり労働環境的によくありません。それだけの回数、夜勤に入るとなるとやはり体調を崩す看護師さんも多いですからね。

 

 

どうしても夜勤が難しいというなら師長に夜勤回数を減らすようお願いしたり、夜勤のない科に異動したり、転職されることをおススメします。

 

 

夜勤の無い職場って?

 

ただ、「看護師自体の仕事は別に嫌いではない」という場合、夜勤の無い職場で働くというのも選択肢の一つです。

 

確かに病棟だと日勤常勤の求人は少ないですし、病棟で働こうと思ったら夜勤が必要不可欠なように思います。

 

ただ、全く無いわけではありません。看護師の求人サイトをを見ているとそのような求人もたまに確認できます。

 

 

また、看護師が働ける場所は別に病院だけではなく、老健、訪問看護などの「介護系」や「企業内看護師」といった場所でも看護師は必要とされています。

 

特に訪問看護などは国が「在宅医療を推進して医療費を削減」しようとしているぐらい、これからの需要が見込める分野で転職先も見つかりやすいですし、「一人ひとりによりそった看護ができる」というやりがいも見出し易いです。

 

勤務も日勤のみで病院のような夜勤はありませんので、事実、「育児と両立するために訪問看護師として働き始めた」という人もいます。(ただ、訪問看護の場合は転職先に注意する必要はあるといえますが…。詳細はこちら⇒訪問看護ステーションでまさかのいじめ!?看護師辞めたい!

 

 

その他の夜勤が必要とされない職場がこちら

 

  • クリニック
  • デイサービス
  • 企業内看護師
  • 病院の外来

 

 

クリニック

 

夜勤なし、日勤のみの仕事で真っ先に思いつくのがクリニックです。人気のクリニックだと少し話も変わって来ますが、病院ほど忙しくないところがほとんどなので、仕事内容も楽になることが多いです。

 

出産後、育児と両立するためにパートとしてクリニックで働き始める人も多いですね。ただ、クリニックでも「辞めたい!」と思うことはありますので、注意が必要です。

 

クリニックを辞めたくなった看護師の体験談をご紹介!

 

 

デイサービス

 

デイサービスも夜勤無しで勤められる看護師の職場の一つですね。主な業務としては利用者に対してのバイタルサインのチェック、インシュリン、褥瘡、導尿、また極稀に急変時の対応も必要になります。

 

恐らく、ブランクあけや経験の浅い看護師さんにとって最も大変と感じるのが急変時の対応でしょうが。特に、開設間もないデイサービスの場合、急変時のマニュアルがまだ整備されていないケースもあります。

 

そんな方には病院やクリニック併設のデイサービスがおススメですね。いざというときに近くの医師を頼り易いですので。

 

 

企業内看護師

 

一言で企業内看護師といっても、フィールドナースや治験コーディネーター(CRC)、臨床開発モニター(CRA)といった一般企業で働くケースから、保育園、幼稚園、学校など、社会福祉法人が運営している施設まで様々です。

 

企業内看護師なら基本的に夜勤はありませんし、一般企業なだけに病院よりも残業に対してしっかりと給料を払ってくれるケースが多いです。

 

しかし、デメリットとしては求人の母数が少ないということ。当然ながら病院の求人に比べれると多くありません。さらに、仕事内容が病院とは大きく違うため、病院で働くことにやりがいを感じられる方看護師にとっては「やりがいを感じられない…」かもしれません。

 

 

病院の外来

 

これはもはや説明する必要もないかもしれませんね。外来なので夜勤も無いし、定時で上がれる率が非常に高いです。病院内で異動が可能ならぜひ師長に問い合わせてみてください。

 

 

 

病棟で働くだけが看護師の働き方ではない

 

と、思いませんか?今回ご紹介したとおり、看護師が必要とされている場所で夜勤の無いところも多いです。

 

もちろん、夜勤が無い分、給料は減ってしまうかもしれませんが、「どっちも欲しい!」というのは結局難しいところです。

 

美容クリニックなら夜勤なしでも夜勤手当なみの給料をもらえるでしょうが、代わりにノルマがあったり、「看護技術が身につかない!」というようなデメリットから避ける人もいますので、一概におススメはできません。(⇒看護師が美容クリニックを辞めたくなる理由考察!

 

 

ただ、これだけ夜勤のない働き方ができるのですから、きっと一つぐらいはあなたにあった働き方があるのではないかと思います。

 

 

ちなみに違う職場で働きたい看護師さんにおススメのサービスがこちら。

 

看護のお仕事

 

見やすく使いやすいウェブサイトが特徴で、全国12万件以上の求人を保有している看護のお仕事。こちらのサービスを通じて転職すると、看護のお仕事から最大で12万円の転職支援金をもらえるのも特徴の一つです。

 

 

どうせ転職するのであればできるだけお得に転職したいですし、ブラック病院への転職だけは避けたいところですからね。こういったサービスを利用すれば選択肢も広がり、より理想的な病院に出会える可能性も高くなります。

 

ただ、こういった転職サービスを利用する際には注意点もありますので盲目的に情報を信用するのも禁物です。バランスが大切ですね。(⇒看護師向け転職サイトで転職を成功させるには?

 

 

「夜勤が辛くて看護師を辞めたい…」という看護師さんの参考になれば幸いです。