看護師を辞めたい

手術室看護師に突然異動!?辞めたくなった体験談

手術室看護師をやめたい

 

看護師の中でも特殊な環境といえる手術室看護師として働いている人の中には、その独特な空気になじめず強いストレスを感じている方もいます。

 

先ずはそんな手術室看護師として働いていた方の体験談をご紹介したいと思います。

 

 

今年で看護師として働き始めて5年目のものです。

 

当時私は病棟勤務だったのですが、突然手術室に異動となり「本当に私にできるだろうか…」と、強く不安に思ったことを覚えています。私の場合、これといって手術室で働くことを希望していたわけでもなかったですので、その話を聞いたときは正直、辞めて逃げ出したい気分でした。

 

やはり手術室の看護師は病棟勤務のときとは全く違った仕事内容になりますので。

 

 

手術室の仕事は大まかに分けて2つです。

 

一つは、器械出しです。これは、手術の進行具合を見ながら医師に手術器具をタイミングよく渡すことが必要となります。

 

私の場合、手術器具を覚えることにはそこまで苦労しませんでしたが、やはり医師の中にはどうしても「苦手」に感じる医師もいます。そんな方の手術の機械だしについた時は手術器具を出すタイミングがなぜか合わず、よく怒鳴られたりしてとてもストレスに感じました。

 

またもう一つは外回りの仕事で、看護記録の作成、器具やガーゼなど手術に使われる道具の管理、手術中に半身麻酔で意識のある患者さんの「痛い」「寒い」といった要望を聞き取り、医師に伝えるといったところが仕事内容になります。これはこれで、出血量、ガーゼの枚数等、間違ってしまったら医療事故に繋がるという恐怖を常に感じていました。

 

このようなある緊迫した状況の中で勤務をするということもあってか、手術室の先輩看護師たちの中には些細なミスに対しても厳しく注意する方が多かったように思います。

 

 

手術室看護師は辛い

 

そしてそんな環境で働いていくうちに、精神的、肉体的に毎日が疲労困憊という状態でした。

 

結局その後1年ほど手術室で働き続けたものの、心身ともに疲れ果て、異動願いを出しても受け入れてもらえず、紆余曲折を経て転職することにしました。過度の緊張状態が慢性的に続いたからでしょうか、自律神経失調症のような症状も出ていました。

 

 

それからは手術室のように緊張することの少なく、比較的リラックスして働ける職場ということを第一条件に転職活動を進めました。老健施設、外来、クリニックといったあたりが第一に思い浮かびましたが、どのような働き方ができるのか詳しく知らなかったため、とりあえずネットなどで情報を収集しました。

 

最終的には家から30分ほど離れたクリニックに転職することになりましたが、やはり手術室のように緊張することはありません。私にはどちらかというと、このような職場の方が向いていたのではと思います。

 

 

 

手術室看護師をやめたくなる理由って?

 

よくいわれる手術室看護師をやめたくなる理由がこちら

 

  • 看護師として患者に触れ合う時間が短い
  • 覚えることが多くてついていけない
  • 手術室という閉塞的な空間がストレス
  • キャリアが限定されてしまわないか心配

 

 
看護師として患者に触れ合う時間が短い

 

手術室看護師としての大きな役割は「外回り」と「器械出し」の二つに分けられますが、どちらも患者さんとコミュニケーションをとる機会は極わずかです。

 

このため、これまで病棟で働いていて一人の患者さんとじっくり向き合うことにやりがいを感じていた人にとってはあまり充実感を感じられないかもしれません。

 

 

確かに外回りなら術前、術後(一部の病院のみ)に患者さんと会話することになりますが、それも”1日だけ”といったレベルの話になります。

 

なので、病棟でやりがいを持って働いていたものの、急に手術室看護師に異動となった人の中には「辞めたい」と感じてしまう人がいてもおかしくありません。

 

 

覚えることが多くてついていけない

 

勤めている病院の規模にもよりますが、病院の規模が大きく、様々な科の手術が行われていればそれだけ術式も多くなり、比例して覚えなければならないことも多くなります

 

このため、最初は覚えなければならないことを覚えるだけでも精一杯のはずです。また、一度覚えた術式を再び行うまでかなり期間が空いてしまい、一度覚えたものの「あれ?これってどうだったっけ…?」とあやふやになっていることも多いと思いでしょう。

 

器械の種類にしても似たようなものが多かったりします。メッツェンやらクーパーやら…。覚えるだけで一苦労です。

 

 

手術室という閉塞的な空間がストレス

 

手術室は文字通り、閉塞的な空間です。そのため、人間関係がこじれると病棟以上にややこしいことになりがちです。

 

「裏での悪口なんて当たり前。病棟以上に女の醜い世界」なんて言う看護師の方もいます。(もちろん、病院によっては非常に良いチームワークのもと働いているケースもあります))

 

 

また、人間関係でいうと看護師と医師との間も気を使いがちです。手術中のミス=命の危険 になりますから、いつもは穏健な医師でも看護師の器械出しが遅かったりすると、ついつい声を荒立てる人も多いです。

 

もちろん、これは仕方が無いことですが何度も繰り返し怒鳴られていると精神的に参ってしまう人もいます。

 

 

さらに手術によっては何時間にもおよぶこともあり、その間ずっと立ちっぱなしということで肉体的な辛さもあります。さすがに手術中に「ちょっと休憩…」と座ることもできませんからね。

 

 

キャリアが限定されるか心配

 

また、手術室での業務は病棟とは全く違うことから病棟で働くときに手術室での経験が全く活かされないため、キャリアが限定されてしまい「つぶしが利かなくなる」と考える人もいます。

 

このため、手術室看護師としてようやく専門性を発揮して働き始めることができるのが4〜5年目といわれていますが、その前の3年目当たりで手術室看護師を止め、違う科に異動したり転職する人が多いようです。

 

 

手術室看護師が向いていないのはどんな人?

手術室看護師に向いていないのはどんな人?

 

手術室看護師の「覚えることが多い」ということについては時間が解決してくれるでしょう。また、「人間関係の悪さ」についても、結局どこにいこうがある程度は覚悟しなければならない問題です。(もちろん心を病んでしまうほど状況が悪いようなら異動 or 退職をおススメしますが、それは手術室看護師に限った話ではありません)

 

 

しかし、例えばこれまで病棟で勤務していて一人ひとりの患者さんにじっくり時間をかけて寄り添う看護にやりがいを感じられるような人にとっては、手術室看護師という働き方は向いていないのではと思います。

 

そんな方がいくら器械出しや外回りの仕事をしていても、どうしても虚しさを感じてしまうのではないでしょうか。「わたしがしたい仕事って本当にコレなのかな…」と思い悩むことも多くはないでしょうか。

 

 

なのでそんな風に感じる方には異動や転職をおススメします。結局、仕事で大切なのは充実感だと思います。これが無ければどれだけ給料や職場環境が良かったとしても長く続けることはできないと思いますので。

 

 

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どうせ転職するのであればできるだけお得に転職したいですもんね。ぜひ有効に活用して頂ければと思います。手術室看護師さんの参考になれば幸いです。