看護師を辞めたい

結婚を機にやめる?転職する?看護師の家庭両立の秘訣は!?

結婚を機に辞める?それとも転職する?

 

結婚を気に仕事を辞める看護師もいますが、「結婚後も仕事を続けたい!」という場合、どのような点に注意すればいいのでしょうか。

 

先ずは結婚後も看護師として働き続けている方の体験談をご紹介したいと思います。

 

 

 

 

 

わたしと彼は結婚するまでは遠距離恋愛をしていました。そのため、私は結婚するまでは自分の思う存分、好きなだけ仕事をすることができたのです。

 

そしてそんな働き方が好きだったので、結婚後も頑張って仕事を続けたいと思っていました。結婚を機にその時働いていた職場は退職せざるおえなかったのですが、結婚をしたあとすぐに新しい仕事を探し始め、就職をしました。

 

子供をすぐに作る予定もなかったので、夜勤もある病棟勤務です。でも結婚後の病棟勤務は家庭との両立がちょっと難しかったです。

 

 

先ず一つに看護師は残業がどうしても多くなります。しかし、結婚後は私が家事をするのが当然と夫が考えていたため、仕事で遅くなって夕食が作られていない状況が続くと、さすがに夫にも不満が積もってきました。

 

 

 

そのため、なるべく残業をしなくてもいいように仕事の段取りを考え、仕事をこなすようになりました。でも病棟には突然、入院患者が来ることもあります。それが勤務終了間際に来たら…。やはり残業は避けられません。そのような状況を夫に理解してもらうことが大変でしたね。

 

 

また看護師は仕事以外でも病棟に行くことって多いですよね。看護研究や病棟の会議などで、休みでも参加しなくてはいけないこともよくあります。私はこうした業務の時間外に出ていくことは当たり前と思っていましたが、夫には理解されませんでした。

 

残業が多いということや時間外に出ていくことがあるということは、自分たちのデートや旅行など予定を全く組むことができず「家庭よりも仕事が大切なのか」と一時はけんかが増えてしまい、私も働き方を考えなくては家庭が壊れてしまうかもと危機感を覚え始めました。

 

 

結局私がとった対策は
外来勤務に変更してもらうことでした。給料は下がるけれど、夜勤はないですし、残業もありません。表向きは妊活をするために夜勤免除を申し出て異動を許可してもらいました。

 

やはり結婚生活は一人の生活とは違います。相手がいて初めて成り立つので、パートナーの理解も必要だし、思いやることも大切です。それを実現するための看護師の働き方としては、外来勤務にしてもらうこと。またはクリニックや小規模な病院などはじめから夜勤がない職場もおススメです。当然、残業も無いことが多いです。

 

 

さらにクリニックは比較的昼休みが長いところが多いので、その間に一旦家に帰って家事をする、または夕飯の買い物をするということもできます。また派遣看護師に登録して、自分の好きな時に仕事を入れたりできるような働き方も仕事と家庭の両立をしやすいと思います。

 

もちろん、人によっては「家庭よりも仕事!」という人もいるでしょう。でも私の場合、もしもあの時仕事を優先して、家庭が崩壊していたら絶対に後悔していたと思います。

 

この価値観は人それぞれでしょうが、皆さんにもぜひ後悔しない選択をして頂ければと思います。

 

 

家庭と仕事の両立に欠かせない夫の理解

家庭の両立に欠かせない夫の理解

 

今回の体験談でも書かれている通り、看護師としての仕事と家庭両立には夫の理解が何よりも欠かせません。

 

ただ、一言に”夫”と言っても「看護師としての仕事を思いっきり頑張って欲しい!」という夫から「せめてパートぐらいで頑張って欲しい」、「出来たら専業主婦とし…」というレベルの夫まで様々です。

 

 

さすがに結婚前に看護師としての働き方については話し合っている人がほとんどだと思いますのである程度はお互いの考えを理解できているとは思います。しかし、結婚後に「やっぱりせめて夕飯ぐらいは手料理を食べたい…」と、夫の意見が変わることはよくあります。

 

実際にすれ違いの生活が続くと「やっぱり寂しい…」となることもあるでしょう。そこで夫とあまり話し合わずにすれ違いが続けばそれこそ家庭崩壊もありえるはなしです。

 

結婚生活は相手あってのものです。結婚直後は特にしっかりとパートナーと話し合い、互いにどのような考えなのかを把握しておくことが必要不可欠です。

 

 

 

子供が欲しい人は職場にも要注意!

子供が欲しい人は職場選びにも要注意!

 

また、子供が欲しい人は職場環境にも注意が必要になります。

 

 

基本的に、結婚後も同じ病院で働くという人が大半だと思います。(看護師としての仕事が嫌いで早く辞めたいなんて人で無い限り) できれば勝手の知った職場で働き続けられた方が安心ですからね。

 

しかし、万が一あなたの職場が子供を育てながら働くのに適していない職場なのだとしたらどうでしょう。例えばあなたの職場で一人でも子育てをしながら働いている先輩看護師はいるでしょうか。そのような人が一人もいなかった場合、職場での理解が得られるかどうか少し不安です。

 

 

また、そもそも今の職場が夜勤が多く睡眠不足になりがちで、人間関係も悪くストレスを抱えてしまうなんて場合は不妊の原因にもなりえますので十分注意したいところです。

 

 

 

さらに出産後、保育所に預けながら働けないとなると自宅からできるだけ近くの職場院内託児所がある病院に勤めたいところです。もしも夫の協力が全く得られないとなると、子供が熱を出したときにすぐ迎えに行かなければならず、通勤時間が長ければ保育所に迎えにいくことも困難です。

 

 

こういった条件を考えた上で、結婚後も今の職場で働き続けるかどうかを決めていただきたいところですが、そこで考えられる選択肢が以下の通りです。

 

 

  • 退職する
  • そのまま働き続ける
  • 異動する
  • 転職する

 

 

退職する

 

結婚を機に「しばらくは家事や育児をしっかりと行いたい!」という考えのもと、一度病院を退職するという選択肢です。ただ、この選択肢の場合、金銭的な余裕があるのかをしっかり考えなければなりません。

 

子供は作ろうと思ってもすぐにできるものではありません。「数年後にようやくできた!」という人もザラです。そうなると、妊娠⇒出産⇒育児⇒子供に手がかからなくなるまで 働かないとなると5年や6年といった時間、看護師としての仕事から離れることになります。

 

その間、給料が無くてもやっていけるのかはよく考えておきたいところです。(「そんなにブランクが空いても再就職できるの?」と思う方もいるかもしれませんが、今は看護師の復職支援セミナーが全国で行われていますし、「ブランクOK!」の病院もありますから、そういった病院を復職先として選べば問題ないかと思います)

 

 

そのまま働き続ける

 

現在の看護師としての仕事にやりがいを感じていて今の職場に特に不満が無い場合、今の職場で働き続けるのが理想的ですね。

 

慣れ親しんだ場所で働き続けるのはやっぱり安心です。ただ、今の職場に対して不満があり、結婚後もこのまま働き続けるのは厳しいしかし、金銭的に余裕も無い…という人の場合は「異動」か「転職」のどちらかを選択することになるでしょうか。

 

 

異動

 

もしもアナタの働いているのがある程度大きな病院だった場合、より家庭と仕事を両立しやすい部署に異動をさせてもらうことはできないでしょうか?(例えば「病棟⇒外来」という異動が最も典型的かと思います)

 

ママさんナースが実際に働いている部署なんかだと理想的ですね。より悩みを共有しやすいので、回りからのサポートも受けられると思いますので。

 

もちろん、その部署に自分が望むタイミング(例えば「妊娠したら異動したい!」など)で異動できるかどうかも確認しておきましょう。場合によっては「今ならいけるけど、時間が経てばビミョーかも…」といわれるかもしれませんからね。

 

 

転職

 

病院の規模的にもそんな理想的な異動先がないというのであれば、妊娠前に転職活動して、子育てを行いやすい病院に転職しておくことをおススメします。

 

当然ながら妊娠が分かり、これから産休に入ろうとしている人を採用する病院なんて少ないですからね。転職活動に動き出すなら妊娠前がベストです。

 

また、出産後は慣れない子育てをしながらの転職活動はかなり辛いはずです。妊娠前にある程度、自分の働きぶりをアピールしておけば、産休(or 育休)からもどってくるときも歓迎されやすいと思います。

 

 

ちなみに、どうすれば転職前に結婚し、妊娠してからも働きやすい病院かどうか見極めることができるのでしょうか。ここで実際に結婚と同時に「妊娠後も働きやすい病院を探して転職」した看護師の体験談をご紹介したいと思います。

 

現在42歳、女性です。これまで結婚前、結婚後、そして出産後という機会で転職をし、3つの病院を経験しています。看護師歴は合計約15年に及びます。主に小児科、内科、そして整形外科のいずれも病棟で働いていました。

 

結婚をする前の病棟は小児科で病床数は少ないながらもとても忙しく、3交代性で働いていました。その間、残業やシフト交代やオンコールも度々。

 

 

独身だったから問題なくこなせたけれど、結婚したら無理だろうなと考えていました。そして結婚後、これまでの経験から夜勤なしそして残業のない転職先を探しました。

 

実際は結婚をしてまだ子供もいないのに、夜勤なしの求人を見つけるのは簡単ではありませんでした。どこにとっても看護師は貴重な存在。どこも夜勤の出来る人材が欲しいのです。

 

そのため、面接を2か所受けましたがそのどちらも夜勤なしで希望したにも関わらず、面接で「夜勤はできないの?」と確認されるぐらいです。私は結婚して妊活もはじめたいし、いつ妊娠するかもわからない。そのため、「夜勤なしが良いです」とお願いしました。

 

 

そして実際に転職した病院は、私の条件に合った夜勤なしの病棟勤務。就職してからも同僚に「結婚をしただけで、まだ子供はいないのだから夜勤したらいいのに…」とさんざん言われましたが、
その部分は絶対に譲りませんでした。

 

同僚はそのような意見でしたが、病院の人事や看護部はそのあたりの理解があり、夜勤を勧められることはありませんでした。また病院は小規模でしたが、院内託児所が完備され、職員の育児休暇などの支援も整っていました。

 

また子供が急に熱を出したので、休むという時もシフト交代で休みがとりやすい環境でした。この環境ならもしも妊活をして子どもが出来ても安心だと、私も納得して勤務することが出来たのです。

 

 

結婚後も働きやすい病院かどうかを見分けることは簡単ではありません。しかし結婚をしたら妊娠の可能性もあるということを考えて、子育て支援があったり、勤務の希望をよく聞いてくれる病院を選ぶのがポイントになると思います。

 

また病院の師長にも妊活のことを伝えておくと理解が得られやすいです。そうすることで、結婚後も働きやすい女性に配慮された病院を探すことができますし、たとえ妊娠をしても長く勤務をすることが可能になるでしょう。

 

 

やはり、妊娠してからも看護師として働きやすい病院か見極めるポイントは院内託児所が併設されていたり子育て支援の制度があるかどうかを確認するのが大切ですね。

 

ただ何よりも大切なのがあなたがブレないというところです。正直いって妊娠前から妊娠後も働きやすい病院を探すことは一筋縄ではいかないでしょう。「運よく近くの病院がたまたま求人を出していた!」なんてラッキーはそうそうありません。

 

このため転職活動が難航し、転職活動期間がながくなることも考えられ、その間に「やっぱり今の病院でいいかな…」とくじけてしまう人も多いです。なのでここは芯をしっかり持って、「転職する!」と決めたなら早めに転職活動をスタートしてもらえればと思います。

 

 

そして子育ての行いやすい病院への転職を希望している看護師さんにおススメのサービスがこちら。

 

看護のお仕事

 

 

見やすく使いやすいウェブサイトが特徴で、全国12万件以上の求人を保有している看護のお仕事。こちらのサービスを通じて転職すると、看護のお仕事から最大で12万円の転職支援金をもらえるのも特徴の一つです。

 

 

ちなみに「これが看護師として初めての転職!」という場合、転職サイトを利用する際の注意点やブラック病院に転職しないための注意点を下のページでご紹介していますので、転職前に事前に確認しておいて頂ければと思います。

 

 

 

 

迷ったときは家庭を大切にすべき?

 

さて、結婚後に家庭と仕事を両立するためには夫の理解職場が大切というはなしをさせて頂きましたが、「仕事か家庭か…どっちをとろう?」と悩まれた場合、個人的には家庭を優先したほうがいいのではと思います。

 

 

たとえあなたが看護師を辞めたとしても病院はまた違う看護師を雇います。それが組織というものですからね。しかし、家庭は違います。

 

家庭にとっての妻(子供が出来てからは「母」)という役割を果たせるのはあなただけです。

 

 

もちろん、可能な限り家庭と仕事の両方を両立させられればいいのですが、「優先順位を決めて、どちらかに重点を置かなければならない」ような、選択肢を迫られることもあると思います。

 

その際に何を優先するのか、優先順位のつけ方についてはしっかりとよく考えてから決めていただければと思います。